私が椎茸好きな理由は

大学の時、民俗学に凝っていた。
理由は、自分を知りたいことからだった。
日本人として生まれたわたしなら、日本を知ることで自分を知るかもしれない。
そういう単純な思いからだった。

けれども、自分なりに勉強するうちに、この国は、混合民族との認識があるが、
しかし、混合というひとつの塊であることを、いまだに求めているのではないかと思った。

本来は、ばらばらなのに、実は、混合と表して、ひとつになる幻想に
浸っているのではないか、そう思うようになった。

その過程で、椎葉村を知り、その名の通り、宮崎県の椎茸の名産地である。
わたしは、椎茸が好きで、焼肉屋等に行くと、で肉よりも、先に食ってしまうが(笑)、
残念ながら、椎葉村産のものを食した記憶がない。

いずれは、口にしたいが、椎葉村は、民俗学の権威、柳田国男がフィールドワークを
したところであり、農耕とは違う、山の民の伝統を引き継いでいる貴重な村である、と
語っていた。

わたしの両親は、東北の出であり、東北もまた、山との関係が深く、父親は、山育ちである。
わたしが、椎茸を好きなのも、もしかして、山の民の血が入っているから?
それも、また、自分探しの「幻想」かもしれない(笑)。

genboku